民間人による宇宙旅行が現実のものになりつつあるといわれています。2001年、デニス・チトー氏による初の民間人による宇宙旅行の実現によって新たな時代が切り開かれました。以後2008年のリチャード・ギャリオット氏にいたるまで、6人の民間人が国際宇宙センターに滞在する宇宙旅行を実現しています。
さらに2004年には民間宇宙船による有人宇宙飛行が実現、それに合わせるようにアメリカでは商業宇宙打ち上げ条約改正条例が調印。民間による宇宙旅行産業の促進を目指す活動を本格的にはじめました。
より一般的な宇宙旅行を実現するには安全性と経済的利益の確保が不可欠となります。民間企業による宇宙ロケット開発をリードするSPACEX社はファルコン9ロケットの安全証明テストをすでにパスしており、有人宇宙旅行の準備が整っているといわれています。2010年1月には宇宙旅行が実現する計画となっています。
さらに、ヴァージン・ギャラクティック社では2010年から宇宙旅行プランの開始を予定しており、1人20万ドルの費用ですでに旅行者を募集しています。日本でもクラブツーリズムと提携し、参加者を募集している状況です。
このように、今後の宇宙旅行の展望は明るいといえるでしょう。もちろんまだ予定の段階なのでさまざまな事情で延期する可能性もありますが、いよいよ実用化の段階にまで差し掛かっていることは間違いないようです。費用の問題からまだまだわたしたちには遠い世界ですが、いずれより低価格で宇宙旅行を楽しめる時代も来ることでしょう。期待したいところです。