果てしなく広がる宇宙。夜、星空を見上げていると地球に立つ人類がいかにちっぽけな存在かを実感させてくれると同時に、ロマンをかきたてる存在でもあります。今日も宇宙へ向けて望遠鏡を傾けている人がたくさんいるはず。
この宇宙、「ビッグバン」から始まったことはよく知られていますが、それがどれぐらい前なのか、つまり宇宙はできてから何年くらい経っているのか知っている人は少ないのではないでしょうか。宇宙の年齢は最新の研究では約137億年前に誕生したといわれています。それ以降、宇宙は膨張を続け、現在でも拡大している状況です。
もうひとつの素朴な疑問、宇宙とはどれぐらい広いのか。無限の代名詞として使われていますが、現在のところ地球から観測できる範囲としては約470億光年という数字が出ています。気が遠くなるような話です。
宇宙における距離を現す「光年」という単位は光が1年間に進む速度のことです。つまり、光が到達するまで1年間かかる距離ということです。ということは、10光年の距離にある天体の場合、今わたしたちが見ているその天体の光はじつは10年前に放たれた光、ということになります。10億光年離れた天体の場合は10億年前の光なのです。これもまた気が遠くなるような話です。
このように、宇宙はわたしたち人間のスケールをはるかに超えた壮大な世界となっています。それだけに魅力を感じる人が多いのでしょう。